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二股竹
大宮地域下町にある甲神社(かぶとじんじゃ)の社宝のひとつ。部垂城主 部垂義元(へたれ よしもと)が奉納したものと伝えられています。
二股竹は、一本の竹が途中から二股に分かれて2本になったもので、希少なものの例えとなっており、謡曲「竹生島」の中で宝厳寺の宝物のひとつとして紹介されているほど珍しいものです。6年ごとに行なわれる西金砂神社の小祭礼では、水木浜で汲んだ海水を神社まで持ち運ぶ容器として、小祭礼のある年毎に決まった竹林に生えると伝えられていますが、実際には生えません。